
CONCEPT
また、一度使った進行は再現部以外二度と使わないという縛りを設け自らの発想力を試した。
曲名は後付けで、各コード進行を遺伝子の転写単位に例えてOperonとした。
MUSIC
JACKET
DETAIL
イントロ (コード) | 何も考えずにカノン進行っぽいヤツを採用。
またこの進行を二回繰り返すが、次のAメロに繋がるようにわずかに加工し、EMを鳴らし曲に読点を打った。 | イントロ (旋律) | 近い音の羅列と跳躍した音を規則的に用いた。
コード進行と同じく繰り返すが、これから曲が始まるという期待感を出すために 後半部では徐々に上昇させ、EではなくBで結び半終止感を出した。 |
Aメロ (コード) | 1,4,5を繰り返しカノン進行へ。さっそくコンセプトを崩してしまい、すいません。
例にもよってこの進行を二回繰り返すが、次のBメロに繋がるようにわずかに加工し、F#mを鳴らし一度終止させた。 | Aメロ (旋律) | コードが1,4,5となってる箇所は、盛り上がりと落ち着きを繰り返す音階を選んだ。
これはその後のカノン進行部分でも同じで、イントロの旋律を元に組んだ。 後半部では徐々に上昇させ、F#でコードと併せて終止させた。 |
Bメロ (コード) | 恐らくトゥーファイブと呼ばれるらしいもので進めた。
あとはひたすら変えたりしたり。あまり盛り上がらないような進行を意識した。 その後にサビとなるため、強引にドミナントモーションに繋がるようにいじくった。 | Bメロ (旋律) | 2つのシンセリードが掛け合わせになるように組んだ。
イントロの旋律が個人的にも決まったと感じていたため、それを意識した。 旋律も同様に盛り上がりを感じさせる終わり方を意識した。 |
サビ (コード) | ひたすら上昇させ高揚感を出した。
2回目に繰り返す際は飽きさせないため鋭いリズムで刻み、その後Bb majorで結ぶような雰囲気を出した。 当初はここで曲を終える予定だったが微妙だったため次に続く。 | サビ (旋律) | ここも掛け合わせを意識した旋律づくりをした。
基本的にコードに合うような音を当てたため深い意味はない。 |
Cメロ? | コードはゆったりと上昇させ、Bb majorから主調のF# minorに強引に転調させるためになんかやった。
旋律も掛け合わせを意識したまま以下略。 この部分はただの辻妻合わせなので深い意味は無い。 |
再現部? | 一般的な音ゲー曲はこういう構成ではないことを後に知った。
でも再現部って、初期メンバーの帰還感が出てエモ味出るのでは?ということでこういう構成にした。 結果として2分半越えという長さになってしまい、すいません。 当時は長さ規定まだなかったから多分許される。 |
Dメロ? | 用語が分からない。とにかく最後の大サビに持っていく繋ぎ。 |
大サビ (コード) | 単なる上昇進行を再度使用するのはあんまりに芸が無くて嫌だったので、
セカンダリードミナント?を使用し一般的に"泣きメロ"と言われるような進行にした。 dim7からのマイナーコードみんな好きでしょ | 大サビ (旋律) | コード進行先行で何も考えていなかったため、とりあえずピアノを16分音符で並べた。
実はこれが後のNekochanシリーズの源流である。 副旋律も鳴らしており、ピアノの暴走と対照に長い音価で構成させ調和を狙った。 |
アウトロ (コード) | 4,5,1の進行に半音進行?を組み込みとにかくコンセプトを守ろうとした。
また、まだドミナントの状態で一旦曲を切り、最後に派手にピアノをどしーんと決めて力強く終止。 最後のピアノの音、11thまで付加してるのは若気の至り。許してください。 | アウトロ (旋律) | 旋律のネタが降ってこなかったのでコード進行の帳尻合わせで適当に掛け合わせて作った。 |
STORY
この頃は作曲に対する自信を完全に失っていた時期でした。
友人の誘いでとんえぼに入った際のデビュー作で、 この曲が受け入れられなかったら本当に作曲をやめるという強い覚悟で送り出した一曲だったりします。 DETAILで書いた"適当に"という言葉は、言語化するのが面倒だったという意味で賽を投げて作曲したわけではありません。 結果としてわりと好評だったそうで。各位には本当に感謝しかありません。 くだらない裏話が実は2つ存在して、その一つが当初BPM176で3分越えの曲だったということ。 そこで友人(音ゲーマー)に聞かせたところ「あまりに長い」と言われ(当然)、1回目のサビで曲を切断することも検討したが、 個人的に再現部と大サビがとても気に入っていたため何も考えずにそのままBPMを205にぶち上げたという裏話があります。 このBPMに設定したのは、5の倍数かつ聞こえがマシと感じた値だったからです。 またこの時点ではまだ曲名は決まっておりませんで、困った挙句にBPMが205なのを良いことに 仙台市営バス205系統の行先である高砂市営住宅西という曲名にしようとしたら友人に止められたという裏話もあります。 なのでOperonという曲名はかな~り後になって付けられたんです。 ジャケットですが、4種の塩基に二重らせん構造、それにセントラルドグマをイメージした9みたいなリングは私からの注文だったりします。 細かすぎて伝わりませんね。 |
ABOUT
曲と旅、猫とPC、甘い物と生ハム、天体観測とマイクラが好き。
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